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AC-11がDNAの損傷を修復するメカニズム


基底膜、という言葉をご存知でしょうか?

基底膜とは、表皮と真皮が接している、厚さわずか0.1マイクロメートルのデリケートな膜の事です。

肌の潤いを保ち、シワやシミを増やさないためのとても大切な働きを持っているという事が分かっています。

基底膜は組織の構築や成長を助けるための様々な細胞間相互作用のために必要な情報が含まれているといわれています。

また、基底膜は、ラミニン、Ⅳ型コラーゲン、Ⅵ型コラーゲンなどで構成された結合組織の線維と基質の特別な集合組織で、細胞外マトリッククスタンパク質がシート状に配列した構造物です。

そして表皮と結合するのがラミニンとⅥ型コラーゲンで、真皮をつなぐのがⅣ型コラーゲンです。

基底膜が1枚のシートのように真皮と表皮の間で正常に機能している肌は、ターンオーバーなどの再生機能も正しく行われるため、潤いのある肌をキープすることが可能です。

しかしながら、皮膚が強い紫外線を浴びたときにできる分解酵素は、基底膜を細かく砕いたようにしてしまうため、表皮細胞に栄養が届かなかったり、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまったりするのです。

その結果、メラニンや古い細胞を押し出すことができなくなり、シミやくすみの原因となってしまうのです。

さらに、正常な働きができない表皮細胞は、真皮に落ち込み、シワの原因にもなってしまいます。


ラミニンとⅥ型コラーゲンが増加


AC-11をヒトの皮膚に投与した結果、ラミニンとⅥ型コラーゲンの産生が増加した、という研究発表があります。

Ⅵ型コラーゲンと一緒に基底膜の構成部分になるラミニンと真皮と基底膜をつなぐⅥ型コラーゲンを増加促進することによって、肌の土台となる基底膜を正常な状態に保ち、シミやシワなどを根本的に解決する可能性があるといわれています。


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